『高岡の住宅』
敷地は駅から徒歩15分圏内程の住宅地の中にあり、前面道路は駅へと向かう道となっており、朝夕の交通量がとても多い場所です。
駐車場や庭を確保するため、建物を敷地北側寄せ、コンパクトな住宅を提案しました。
切妻屋根とし、シンプルなイエ型とし、屋根裏空間をロフトとし、収納量を確保した住宅です。
主な屋根外壁の素材は、シルバーのガルバリウム鋼板で、継ぎ手を設けない一枚ものの平葺きとし、雨仕舞に配慮しています。
南側立面は、イエ型のフレームを強調するように、910mm外壁より突出しています。フレームの中の色を、黒のガルバリウム鋼板とし、シルバー色との対比効果により、イエ型のフレームをより強調するデザインとなっています。
また、バルコニーは木無垢材を使用し、アクセントとしています。
道沿いには竪格子フェンスを制作し、植栽とともに建物のアプローチを演出するとともに、交通量の多い道路からの視線に配慮し、目隠しとして機能しています。